ろ過装置、排ガス処理装置、脱臭装置、サイレンサー、ミスト分離装置のメーカーです。

ミウラ化学装置株式会社ミウラ化学装置株式会社

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REFERENCE/導入事例

導入事例

地熱発電は、CO2排出が少ないクリーンなエネルギーとして注目されています。 当社は1987年以来、全国の地熱発電所に合計46台のサイレンサーを納入してきました。 地熱発電所で使われるサイレンサーは、運転立上げ時に、生産井から取り出した蒸気を大気放出させる場合や、点検等で発電所に蒸気を供給できない時に、タービンへ送る蒸気をバイパスさせるために使用されます。 地熱発電所は、国立公園や温泉宿の近くに設置されるケースが多いため、騒音規制値は厳しく設定されていますが、当社のサイレンサーは十分な消音性能を発揮しています。 また、腐食性成分を多く含んだ蒸気に対応するため、さまざまな材質に対応することが可能で…続きはこちら
発電プラント向けに空気圧縮機用のベーンセパレーターを納入しました。 圧縮機に供給される空気は水分を有しているため、昇圧後に冷却されると、液滴が発生します。この液滴は、後段の機器の運転にトラブルを引き起こすため、ガス中から液滴を取り除く必要があり、そのためにセパレーターを設置します。 ベーンセパレーターは、高圧下でも高い分離性能を維持することができ、その豊富な実績から、発電プラントのお客様より高い信頼を得ています。
S機械様の工場周辺に、新たに住宅地ができたことにより、近隣から騒音の苦情がでるようになりました。既設のサイレンサーでは、運転負荷が80%を越えると敷地境界での騒音規制値を越えるため、当社の製品に取り替えることになりました。運転負荷が100%を超えても規制値を満足するには、50dB(A)以上の減衰性能が必要であり、かつ長期間減衰性能を保持できるものでなければなりませんでした。 そこで、多段ディフューザで構成されるサイレンサーに取り替えたところ、100%を越える運転負荷でも、充分に騒音が減衰され、近隣からの苦情が無くなり、安心して操業していただけるようになり、大変喜ばれています。
T鉄鋼様では、ディーゼルエンジンや往復動圧縮機などから発せられる低周波騒音により、不快感や圧迫感を受けたり、窓ガラスが振動したりといった苦情が増えていました。 当社のスナッバーは、脈動や共鳴によって生じた低中周波騒音を効率よく減衰させる機能をもっており、発電用の大型ディーゼルエンジンにおいて、出口横1mで75dB(A)を達成することができました。 また、往復動圧縮機においては、20~40Hzの低周波騒音を20dB以上の減衰を達成することができ、作業環境の改善に貢献することができました。
N製紙様は大きな川のそばにあり、大気放出弁、安全弁などの操作時に騒音が発生して、川の対岸や周辺の民家、マンションなどから苦情がでていました。 騒音発生源にサイレンサーを設置することにより、30~40 dB(A)の騒音を減衰させることができました。60 dB(A)の騒音が、30 dB(A)以下の静かな環境になりました。 その結果、敷地境界での環境騒音制限値を守るとともに、周辺民家からの苦情もなくなり、大変感謝されました。