ろ過装置、排ガス処理装置、脱臭装置、サイレンサー、ミスト分離装置のメーカーです。

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CAREERS/採用情報

社長メッセージ

社長メッセージ

ありがとうと 言われるように 言うように

当社の4つの事業には、共通点があります。それは、「何らかのネガティブな状態を浄化する」という点です。たとえば、「汚れた水を浄化する」「有害なガスを浄化する」「うるさい音を静かにする」など。
では、なぜ「浄化」を事業にしているかというと、創業者・三浦貢の想いに遡ります。昭和40年代、日本では大気・水質汚染が深刻な社会問題でした。「公害問題を解決し、苦しんでいる人々を救いたい。」という情熱が、当社創業の原点です。
そんな私たちの事業は、誇りがもてる素晴らしい仕事だと私は思います。なぜなら、「何らかのネガティブな状態を浄化する」ことで、お客様に喜ばれ、地域住民に感謝され、社会貢献を実感できるからです。
「仕事を通じて世の中から感謝されたい、自分を成長させたい」。そんな想いをもつ方とのご縁を楽しみにしています。

代表取締役
三浦 紀彦

社長インタビュー


-会社の概要について教えてください。
ろ過装置(水泳プール用、工業用)、排ガス処理装置、脱臭装置、騒音防止装置(サイレンサー)、ミスト分離装置など、汚れや有害なものを浄化する装置のメーカーです。お客様のお困りごとに対して、個別設計で解決策を提案できることが当社の強みです。
年間売上高は41.0億円(2019年9月期)。社員数は92名(正社員比率97%)です。

-仕事の魅力は?
浄化する技術は、社会貢献を実感しやすいですね。
装置の試運転で「きれいになった。ありがとう!」「静かになった。とても助かったよ!」というような感謝の言葉をいただけると、やりがいと達成感を感じます。

-社風は?
社員は皆、親切でいい人ばかりです。おかげで社内の人間関係も良好だと思います。これは私が入社した24年前から変わらないですね。また、「礼節ガイドライン」を制定し、「社員同士、互いに敬意と思いやりをもって接すること。また、接しやすい人になるよう心がけること」を基本方針と定めています。その中で、声がけルール(お願いします/ありがとうを言う)、挨拶のルール、話を聞くルールなどを決め、社員がストレスなく、いきいきとはたらける会社を目指しています。

-経営をするうえで、一番大切にしていることは何ですか?
社員幸福度(Employee Happiness)の向上です。一人ひとりの社員がいきいきと働けて、成長できること。社内の人間関係が良く、互いに敬意と思いやりをもつこと。顧客満足と利益は、社員満足の後についてくると思います。

-座右の銘は?
「ありがとうと 言われるように 言うように」
以前読んだ本で、この言葉と出会いました。人生を幸せにする素晴らしい言葉だと感銘を受けました。自分の座右の銘にするだけでは足りず、当社の品質方針に使わせていただいています。
社員には、社内で同僚に「ありがとう」の気持ちを伝えるのはもちろんのこと、仕入先や出入り業者(クロネコヤマトさんや佐川急便さん)に「ありがとう」というようにしよう、伝えています。「ありがとう」があふれる、会社になってほしいと思います。

-サンクスカードについて教えてください。
社員同士が、感謝の気持ちを伝え合う仕組みとして、「サンクスカード」を導入しています。社員総会で30分の時間をとり、日頃の感謝を伝えたい同僚への「サンクスカード」を記入します。後日、宛名の本人にカードを渡します。「サンクスカード」が職場の人間関係を良好にするのに役立っていると感じます。

-目標とする企業、尊敬する経営者は?
伊那食品工業さん、ネッツトヨタ南国さん、社員幸福度が高い企業として、とても有名です。最近では、日本レーザーの近藤会長の講演を聞いて、感動しました。「日本で一番大切にしたい会社」という本に載っているような、ホワイト企業を目標にしています。

-今まで感銘を受けた本は?
伊那食品工業の塚越会長が書いた「年輪経営」という本、三枝匡さんの4部作(「会社改造」「V字回復の経営」「経営パワーの危機」「戦略プロフェッショナル」)は何度も読み返しています。若いとき、「竜馬がゆく」は夢中になって読みました。

-社長の経歴は?
同志社大学の商学部を卒業後、銀行に入りました。1年半で退社し、24歳で当社に入社しました。入社後は、すべての部署を体験し、41歳で社長に就任しました。今期(第68期)で社長8期目です。

-社長の性格は?
物静かな性格です。会社にいても目立たない方ですね。
子どもの頃から、やると決めたことは最後までやり抜く粘り強さはあったと思います。経営においても、ここが大事と信じたら、粘り強く結果を出すのが信条です。

-社長交代時期と後継者は?
67歳で社長交代。社内で経営人財の育成をしてゆきたいと思います。

-健康法は?
自転車(クロスバイク)、毎朝のスクワット、昼休みの腹筋、夜の軽い筋トレが日課です。くわえて、週1回のパーソナルトレーニング。シックスパックが目標です。
あとは規則正しい睡眠(7時間以上寝る)こと。お酒はほとんど飲みません。タバコは吸いません。清涼飲料水もジャンクフード、お菓子も卒業しました。

-社員の健康管理は?
社員が心身ともに健康ではたらける会社を目指して、「健康経営優良法人」の認定を取得しました。
具体的な制度としては、40歳を過ぎた社員にPET検診(約15万円)を5年毎に受けてもらっています。病気の発見、予防につながり、社員から喜ばれています。また、社員の奥さんも会社全額負担で受診してもらっています。
また、禁煙治療の全額補助、歯周病予防のための歯の定期検診費用の補助、インフルエンザ予防接種の全額補助を行っています。加えて、社員の意識を高めるため、毎年全社員に「私の健康宣言」を提出してもらい、社内に掲示しています。

-利益に対する考え方は?
企業の目的は社会への貢献ですが、利益がないと貢献できません。なので、利益を上げることはとても大切。社員一人あたり年間200万円以上の経常利益を、安定的にあげられる収益体質を目指しています。

-社員への利益配分に対する考え方は?
社員の給料を増やせることが、経営者としての喜びです。内部留保や社員一人あたり200万円以上の経常利益は欲しいと考えますが、それを上回った分は、賞与で社員に積極的に利益配分しています。

-寄付活動について?
会社としての徳を積むことを目的として、2011年の東日本大震災以降、利益の一部を毎年寄付しています。困っている誰かのために、寄付をできることが喜びです。

-社内に21世紀100年カレンダーが貼っていますが、どういう意図ですか?
伊那食品工業さんの取り組みを真似しました。
目先のことだけを考えるのでなく、長期的な視点が身につく効果があると思います。
また、100年カレンダーのどこかに自分の命日があると思うと、一日一日を大切にできるようになります。

-新卒採用に対する考え方は?
採用は経営の最重要課題です。特に新卒採用は大事。企業が永続できるかは、採用の成否にかかっていると思います。2012年から8年連続で新卒社員を迎えており、若い力が会社の活力となっています。

-入社後の研修はありますか?
新卒社員の場合、4月1日~5月20日までの間が研修期間です。先輩社員が講師になっての座学、現場での組立研修、体験配属を行った後、本人の希望を聞いたうえで、配属先を決定します。

-入社後の試用期間は何ヶ月ですか?
入社後3ヶ月は試用期間です。

-社員の定着率は高いですか?
過去5年間の離職率は2%前後なので、定着率はかなり高い方だと思います。2019年9月時点で、現役社員の平均勤続年数は、15.7年です。内訳は、勤続5年未満=22人、5~10年=18人、10~15年=8人、15~20年=9人、20~25年=12人、25~30年=8人、勤続30年以上=14人です。

-社員教育の取り組みについて聞かせてください。
年4回、社長勉強会を開催しています。マナー教育、フレームワーク、生産性の向上、経営の数字、心理学などを社員とともに学んでいます。外部研修では、技能研修、eラーニング(グロービス学び放題)、英会話スクール等で学んでもらっています。
グローバル化、AIが人間の仕事を奪う時代を背景に考えると、若手社員が思考力とスピードを身につけて、自立した人財に育って欲しいと思います。

-英語を仕事で使えますか?
日常的に仕事で英語を使う人は、全体の5%ぐらいです。将来的には、海外展開をしていきたいと考えています。私も英語学習をがんばっています。英語を仕事で使える人財は、当社では希少なので、活躍する場面があります。

-どういう人物を採用したいです?
まずは、協調性のある方。あとは、丁寧な仕事ができる方、改善マインドが高く、創意工夫できる方、5S活動に力を入れているので、きれい好きな方。

-5Sに力を入れていると聞きましたが具体的には?
5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・躾のこと。企業において、5Sの効果は絶大だと実感しています。
当社では、5Sスローガン「帰るとき 来たときよりも 美しく」を掲げて、毎日5分のそうじタイム、毎月の5S見回りを通じて、美しいオフィス、工場づくりに力を入れています。社員には、デスク回りの美化、身だしなみ、マナー、挨拶などの徹底を求めています。

-関心がある社会問題は?
少子高齢化、人口減。出生率が今のままだと、2050年に日本の人口は1億人をきるという予測もあります。将来世代のために、子作り、子育てを社会全体で支えるというマインドがとても大切だと思います。そのためにも、すべての企業の働き方改革への取り組みが重要だと思います。

-残業は多いですか?
全社員の平均残業時間は月10時間程度です。ただ、多い人で、月30時間あるのが喫緊の課題です。20時30分以降の残業は禁止しています。繁忙期でも月30時間を残業の上限としています。生産性の向上による残業削減が課題です。2025年に「残業ゼロ実現」を目指しています。

-働き方改革についてどう思いますか?
働き方改革の趣旨に賛同します。生産性向上による残業削減、有給休暇取得が最大の課題です。「生産性向上のためのワークルール」を定め、会社全体の時短に取り組んでいます。ワークルールの中では、一日の計画を立てることや、タッチタイピング義務化、会議や電話は短くするよう指導しています。くわえて、生産性向上につながるようなITツール、道具、工具類に積極投資しています。

-在宅勤務はできますか?
新型コロナをきっかけに、在宅勤務を制度化しました。自律的に仕事ができると会社が判断した人材に対して、入社1年経過で週1日、入社5年経過で週2日の在宅勤務を認めています。2020年6月時点では、5名が在宅勤務制度を利用しています。制度利用者からは、「より集中して仕事ができる」「通勤の負担が減った」「家族と過ごす時間が増えてうれしい」との声があります。

-休みは取れますか?
年間休日は120日です。現場担当は、休日出勤もありますが、振替休日か代休の100%取得を奨励しています。有給休暇は、入社後半年で10日間付与。入社後6年半以降は、毎年20日間付与します。有給休暇以外には、結婚休暇(5日)、配偶者分娩休暇(3日)、忌引休暇(父母の場合7日など)などの慶弔休暇があります。
休みをしっかり取って、心身ともに良好なコンディションで、いい仕事をしてもらいたいと思います。

-退職金制度はありますか?
あります。退職金の一部を、中小企業退職金共済に毎月2万円の外部積立を行っています。退職金以外には、確定拠出年金(企業型DC)を導入しており、年間12万円を社員の老後資金として積み立てています。確定拠出年金のマッチング拠出も利用可能です。

-社員の提案は通りますか?
中小企業ではたらくメリットは、若いうちから自分の考えで会社を動かせるということ。積極的な提案を歓迎し、「やってみよう」精神で、何でも試すようにしています。仕組みとしては、年2回、全社員から提案を募る「会社をよくするための提案アンケート」を実施しています。

-ハラスメント対策について教えてください。
職場において、いじめ、セクハラ、パワハラなどのハラスメントはあってはならないと考えます。当社では「礼節ガイドライン」を制定して、「あほ・ボケ・お前」などの暴言は明確に使用禁止しています。

-知名度がない会社ですが、つぶれませんか?
創業から67期連続の黒字決算、自己資本比率73%の無借金経営で、信用調査会社の評点もかなり高く(上位0.3%)、手前味噌ですが超優良企業と評価いただいています。
事業環境の変化に対応し、100年続く企業になれるように企業努力をしていきます。

-社内イベントについて聞かせてください。
毎年9月にホテルで全社員集まって「社員総会」を開催しています。経営方針や各部署のアクションプラン発表があります。その後は、懇親会で盛り上がります。
他には、5年に一度の社員旅行、イベントデイ、忘年会などのイベントは、ほぼ全社員が参加しています。

-事業戦略について聞かせてください。
長期的に勝てるビジネスモデルを構築するのが当社の課題です。そのために、海外で通用する企業になれるよう努力しています。

-社員に求めることは?
問題設定力と自ら課題を解決できる行動力。フロー経営という言葉があります。経営者が何もしなくても、現場がいきいき活性している組織にしたいです。
それ以外では、協調性、5S、マナー、健康意識、フレームワークが使えること、数字でとらえること、話が分かりやすく短いこと。

-学生へのメッセージを。
新卒でレベルの高い会社に入ることがとても重要です。決算書の数字を見ること、加えて実際に会社に行けば、企業レベルの高低は分かると思います。自分が成長できる、そして社会に貢献できるいい会社を見つけてください。

-最後に、社長にとって経営とは?
祖父が興した会社を、立派な会社(美しく強い会社)にして、次世代につなぐことが私の使命だと考えています。人に人格があるように、会社にも人格があると思います。徳の高い会社を目指しています。「ミウラに入社して良かった!」と言ってもらうことが私の目標です。

-ありがとうございました。